6月17日法学部同窓会「総会・講演会・懇親会」にご参加ください


平成24年度福岡大学法学部同窓会総会の開催について(ご案内)

拝啓 同窓生の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、わが福岡大学法学部同窓会も設立8年目を迎えました。母校福岡大学法学部も、60周年、75周年を見据えた新たなステップアップを企図しているところ、法学部同窓会としても、その使命である卒業生全体のエネルギーを結集し,法学部の発展に寄与すると共に,同窓生のより一層の親睦を図りたいと考えています。
今年も、その活動を継続すべく、法学部同窓会を下記のとおり開催いたします。是非、ご出席の程、お願い申し上げます。敬具

= 記 =

開催日 平成24年6月17日(日)
※有信会全員大会(6/16)の翌日

1 法学部同窓会総会

  • 時間 10時30分~(受付10時~)
  • 会場 福岡大学文系センター棟15階第5会議室
  • ※会場までは地下鉄七隈線福大前駅下車または西鉄バス路線福大前または福大薬学部前下車

2 講演会

  • 時間 11時~
  • 会場 福岡大学文系センター棟15階第5会議室
  • 講師 福岡大学医学部名誉教授 今永一成先生
    「明治維新に尽力した中濱(ジョン)万次郎」

3 懇親会

  • 時間 12時~
  • 会場 福岡大学文系センター棟16階  スカイラウンジ
  • 参加費:5,000円(総会・祝賀会費)
    *当日、徴収いたします。別に、永久会員費(10,000円)についても随時受付いたしております。

コラムvol.07「空港の日常」


福岡大学法学部同窓生によるリレー式コラム。
第7回目のコラムは福永ゆうこさん(平成16年卒)です。
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こんにちは。私は、保安検査員です。
それは、何だろう。と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、空港に勤務しています。仕事内容は、飛行機に搭乗する方の荷物を検査することです。空港にいる誰のことだろうと、思われるかもしれないので、もう少し具体的にお話しします。
航空会社のカウンターで荷物を預ける時や飛行機に搭乗する前に、皆さんのお荷物を不思議な機械に入れて検査している人達を覚えていますか。 反応があった場合は、「恐れ入ります、お荷物を拝 見させて頂けますか」とお願いしている人達です。
私たち検査員は、皆さんのペットボトルの液体を検査したり、喫煙用ライターは一人一つまでと説明したりしてます。どうですか。ああ、そんな人達いたなあ。と思い出して貰えましたか。思い出して貰えたら、嬉しいです。
毎日、空港には大勢の人が集まります。
飛 行機をご利用になる方。お見送りの方。お出迎えの方。それから、私達空港で働く、空港勤務者。そして、空港で働いているのは、私達検査員だけではありませ ん。飛行機を操縦する機長やキャビンアテンダントの方。航空会社のカウンターで手続きを行う方。飛行機の客室で飛行機の中の清掃を行う方。飛行機を整備、 点検する方。飛行機に皆さんがカウンターで預けた荷物を搬入する方。機内食を作って搬入する方。地上で飛行機を誘導する方。等々、飛行機を一機飛ばすため に数えきれない人達が、毎日一生懸命働いています。
飛行機に直接携わらない方もいらっしゃいます。
空港内を清掃する方。空港内のお店で働く方。空港内を警備する方。宅配サービスを行う方。空港の連絡バスを運転する方。皆さん、朝早くから夜遅くまで、働いていらっしゃいます。
そこでは、テレビドラマに負け ないくらいのエピソードが毎日たくさん産まれ、ハラハラドキドキのちホロリなのです。空港は、実はいろんな人間ドラマの舞台でもあったんです。
もし、今度空港に来られる時は、そんなエピソードのかけらを探してみると、また違った空港の面白さや楽しさに出会えるかもしれません。

コラムvol.06「ふじもとの酒場放浪記」


ふじもとの酒場放浪記
ちょうど1年前に大腸ガンの手術をされた名誉教授坂口裕英先生(訴訟法)から、「蕎麦屋で飲もう」とお誘いを受けた。
術後の先生はすこぶる調子が良く、お酒も料理も「美味しい」と言われる。私が蕎麦屋に着くと先生はすでに蕗の佃煮でビールを飲んでおられた。
「今日のお酒は何がありますか」と尋ねると栃木の四季桜があるという。
つまみに〆鮗(このしろ)、バクライ(宮城産ホヤ)、あん肝の西京漬・・・を注文し、先生と箸を交えながら純米吟醸四季桜を味わう。
薫りが高く口に含んだときの柔らかさが良い。
1合ほど飲んだあたりで、先生が「弥之助が死んだな」といわれた。つい二日前の2月28日に亡くなった楢崎弥之助氏のこと。
「弥之助はね、修猷館から九大法文学部でね。福岡高校から来た井上正治(刑事法)さんと学部で同期だった。二人とも秀才でね。」と。「その時、九大の刑法が木村亀二」「木村さんは東大で牧野英一先生(主観主義)の後任が小野清一郎先生(客観主義)になったので、九大に来た」「もともと主観主義の木村先生が盛んに目的的行為論を提唱して・・・」などと往年の刑事法学会のスターの話になった。
この蕎麦屋は若夫婦が二人でやっていて、西新で3年ほどやったのち、薬院駅からほど近いところの古民家を購入改修し蕎麦屋にした。
こじんまりとした店内は、民家なのでちょっとした床の間があり、店屋という感じはない。4人掛けのテーブルが3〜4台とカウンター席に4人ほど座れる。しんと静かな中に蕎麦を茹でる釜湯の音がしゅんしゅんと。そして柱時計の振り子の音がゆっくり静かに音を刻む。喧騒を忘れさせてくれる。長身の旦那が奥で蕎麦を打ち、小柄で美人の奥さまがにっこり笑って酒を出す。この空間に突如また坂口先生の大きな声が響く。
「井上先生はとにかく豪快だったね」「先生と飲みに行ったときに僕はお金を払ったことがない。全部井上先生が出してくれる」
四季桜を4合ほど飲んだ頃、先生が「そろそろ蕎麦にしよう。僕は今日ははまぐり蕎麦がイイ」といわれた。私は「茨城県の蕎麦粉で十割蕎麦」をお願いした。
「藤本もう一件行こう」といわれ、蕎麦屋の勘定はすべて先生がだされた。
豪快だと言った井上先生のことを気にされたのだろうか。蕎麦屋を後にし、10分ほど歩いてカクテルバーで飲み直しとなった。
坂口先生は井上正治先生の弟子で、この4月で81歳。私は坂口ゼミの第1期生。先生に負けないように飲まなければ。
帰りのタクシーの中で、「藤本、4月竹崎にカニを食いに行こう」と言われた。

福岡大学派遣隊の活動の軌跡


2011年8月21日から25日の5日間にわたり
東日本災害ボランティア「福岡大学派遣隊」104人が
被災地で行った活動の軌跡を福岡大学のwebサイトで公開中です。

幹事会のお知らせ


3月5日の幹事会にて次の幹事会予定が以下のように決まりました。
6月17日開催予定の福岡大学法学部同窓会総会の準備がありますので
幹事の皆様、ぜひご出席くださいますようお願いします。
ご出席の有無につきましては、3月30日までに
メール(web@fukudai-law.jp)又は
FAX(092-715-4066:三ツ角法律事務所)までお願いします。

1.    平成24年4月3日(火)19:00~ 文系センター15階第6会議室
2.    平成24年5月8日(火)19:00~ 文系センター15階
第6会議室
3.    平成24年6月5日(火)19:00~ 文系センター15階
第6会議室

コラムvol.05「感動を生む力」


福岡大学法学部同窓生によるリレー式コラム。
第5回目のコラムは中尾香織さんです。
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1998年卒の中尾香織です。司会の仕事をしています。
仕事柄、人生の様々な節目に立ち会う機会が多いのですが、
その最も大きな節目と言えるのが、結婚式とお葬式。
最近は、婚姻届けを提出するだけという方も多くなっていると聞きます。
また、葬儀をせず、そのままお骨にする「直葬」というスタイルも増えているとか。
自分の節目をどうプロデュースするか、選択の幅も広がっていますが、
いずれにしても、どれだけの人にお世話になり、どういう人生を歩んできたのか。
自分の人生を見つめ直す機会となります。
記憶に残る、素晴らしいシーンに立ち会えることもあります。
あるシングルマザーの女性は、プロポーズをされた時
「まだ小さい息子が成人するまでは」と返事をされ、
男性もその気持ちを受け入れて、ずっと待ち続けました。
そして10数年後、20才になった息子さんとバージンロードを歩き、
感動的な結婚式を挙げられました。
また、若い頃は反抗的で、父親とは何年も口を聞いていない、
という新郎様は、結婚式で流すプロフィールDVDを作る為に、
小さい頃からのアルバムを何度も見返し、
当時の話をお母様から聞くうちに、心のわだかまりが溶け、
結婚式でお父様に一番喜んでもらいたい、
とサプライズプレゼントを手渡され、お父様も男泣きされていました。
一方で、お葬式。
最後のお別れで、亡くなったご主人に「今までありがとうね」と
お別れのキスをされた80代の奥様。
悲しみの中でも「おばあちゃん素敵!」と言われて、少し照れくさそうでした。
お好きだったジャズを流し、ワインやチーズで
おしゃれに送られる方もいらっしゃいました。
ですが中には、奥様に素っ気ない見送りをされてしまう方、
たった一人で淋しく送られる方もいます。
今まで、どんな人生を歩んできたのか。
どういうふうに人と関わってきたのか。
結婚式もお葬式も、その人の性格や生き方が、
明確に反映されてしまうものなんですね。
正直、怖いなーと思いました。
その日その日に感謝をして、家族や友人を大切に想うこと。
そんな毎日の積み重ねが、感動のシーンを生み、
自分を包んでくれる大きな宝になるのだと思います。
そうは言っても、気づけばもう3月!
自覚がないまま日々を過ごしてしまいました・・・
3月は絆を意識する月になります。
先輩を見習い、大きな宝を育て上げるまでに、
まだかなりの努力と時間が必要ですね。
さて、そろそろ春です。
美しい桜を今年も愛でられる幸せを味わいつつ、
皆様との親睦を深めたいと思います。
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次回は、同窓会幹事の藤本俊史さんです。

コラムvol.04 「あなたが世界を変える年」


福岡大学法学部同窓生によるリレー式コラム。
今回のコラムは井上文博(第4回目)さんです。
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あなたが世界を変える年
1973年卒の井上文博です。財団法人ふくおか環境財団に勤めています。
2011年は3月11日の東日本大震災、大津波、原発事故が重なり、地球環境を根本から考えさせられる年でした。三陸沖を震源地とするマグニチュード9の海溝型地震が発生し、宮城県栗原市築館では震度7を記録しました。この地震に伴う大津波で岩手県、宮城県、福島県、茨城県など三陸沿岸から関東地方沿岸では壊滅的な被害(死者数15,845人、行方不明者数3,380人:2012.1.20現在)が発生しました。阪神・淡路大震災の死者数6,434人を大幅に上回り、戦後最悪の災害となりました。
また、東京電力福島原子力発電所では、地震で自動停止したものの津波により冷却能力を失い、国際原子力事象評価レベル「7」の深刻な原子力事故が発生し、「原子力安全神話」が脆くも崩壊しました。
国のエネルギー政策を根本から見直し、
震災復旧・復興の取組みを進めていかなければなりません。
地震、大津波、原発事故が重なり、経済活動では、GDP比△3.5%、国家予算の2割相当額の影響(西日本シティ銀行久保田頭取)があると言われています。
これまで地震対策は、阪神・淡路大震災(1995年)や福岡県西方沖地震(2005年)などの経験を踏まえて、講じられてきたはずですが、大自然の営みの前では、人間の無力さを感じました。そして人間は地球環境の中で無数の生物の一つに過ぎないことを改めて、教えられました。
私が、福岡市役所環境局に異動(2006年)し、地球環境について考えるきっかけとなった『リオの伝説のスピーチ』をご紹介します。今から、20年前のブラジルのリオ・デ・ジャネィロで開かれた国連の「地球環境サミット」(1992年)でセヴァン・スズキという日系カナダ人の12歳の少女が世界各国のリーダーを前に6分間のスピーチをしました。多くの人々の感動を呼び、『リオの伝説のスピーチ』と呼ばれるようになりました。
~ 『 リオの伝説のスピーチ 』の抜粋です。~

『こんにちは、セヴァン・スズキです。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりを代表してお話しします。あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。
あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちもよい解決法なんてもっていないっていうことを。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。50億以上の人間からなる大家族。3千万種類の生物からなる大家族です。みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくかを決めているんです。しかしあなたたち大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。』(翻訳:ナマケモノ倶楽部)

このセヴァン・スズキさんは、2002年エール大学でエコロジ―と進化生物学で理学士の学位を取得後、ヴィクトリア大学大学院で伝承民族植物学を研究し、現在、著述家として世界中で環境問題について講演活動を展開中です。
福岡市の環境行政は、博多祇園山笠に代表されるように、市民の自治精神を尊重し、自ら考え、行動するきっかけづくりを支援することを基本原則にしています。私の息子が、今年カナダに音楽の勉強のため留学を予定しており、機会があれば、彼女の話を聴くように勧めるつもりです。
今年、2012年は、私たち一人ひとりが、地球環境にできることをじっくり考え、行動し、世界を変える年にしたいと考えています。
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次回は、当コラムプロジェクトの提唱者、中尾香織さんです。お楽しみに。

幹事会のお知らせ


1月23日開催の新年会を兼ねた幹事会では、和やかな雰囲気の中
毎年6月に開催する恒例の法学部同窓会総会についての検討も開始いたしました。
さて。次回の幹事会を以下のように予定しております。
幹事の皆様、ご出席ください。
ご出席の有無につきましては、2月29日までに
メール(web@fukudai-law.jp)又は
FAX(092-715-4066:三ツ角法律事務所)までお願いします。

  • 日時:平成24年3月5日(月)19:00〜
  • 場所:文系センター15階会議室 第7会議室

2012年1月23日幹事会にて

コラム vol.03「私の奉仕活動」


福岡大学法学部同窓生によるリレー式コラム。
平成24年一番目にあたるコラムは堀 純生(第3回目)さんです。
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かつて私は「法の番人」として、ある程度の権力を持って治安維持のため、国家、社会に奉仕していました。定年を迎え普通の一般人になり、もはや組織という力を借りることは出来ないオジサンになった。そのときの心の寂しさ、不安、動揺は計り知れないものがあった。果たしてこのままオジサンでいいのか、自分に「今、何が出来るのか」と思い、現在、ライオンズクラブに入会し、

  • 国際親善
  • 東日本大震災
  • 献血運動
  • 青少年育成
  • 樋井川清掃・しじみ貝放流
  • 犯罪予防・交通対策

等、支援活動に自分の経験を生かし、人のため社会のため活動しています。
また、福岡大学法学部同窓会副会長として、母校福岡大学法学部の発展や卒業生の皆様のあらゆる分野での活躍状況を知ることは、卒業生にとって喜びであり誇りでもあります。そのためには、一人でも多くの卒業生に同窓会に加入していただき、卒業生としての絆を結び、魅力ある「福岡大学法学部同窓会」を構築することが重要な任務であります。
一般的に、同窓会の活動が時代と共に硬直化・マンネリ化傾向にある現在、時の流れと共に地域のニーズに沿った変革ある内容が要求されています。そこで、組織の繁栄維持の為には新しく若い会員を同窓会及び幹事会に迎え、会員の知恵とアイディアを積極的に取り入れ、新風を吹き込みマンネリからの脱皮を図る時期到来と考えられます。
私は現在、会員増強意識に燃え会員増強運動への情熱を持って新会員を一人でも多く加入していただこうとあらゆる会合を通じて日々努力しております。福岡大学法学部卒業生の皆様の加入の一報をお待ちしております。

幹事会&新年会 開催のお知らせ


幹事の皆様

次回の幹事会は下記のとおり開催を予定しております。
以前お伝えした場所から以下へ変更となり、
幹事会の後は新年会を予定しております。
お間違いのないよう、ご確認お願いします。
出欠の回答をメール(web@fukudai-law.jp)又は
FAX(092-715-4066:三ツ角法律事務所)宛までお願い申し上げます。

      • 日時:平成24年1月23日(月)19時より
      • 場所:博多水炊き「鳥善 薬院店
        福岡市中央区薬院2-15-2
        tel. 092-781-4747
        http://r.gnavi.co.jp/f137410/